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社内会議室

​大会長挨拶

謹啓

  新型コロナウイルス感染症流行でこの3年間、私たちはマスクをつける生活が日常になりました。令和5年5月8日でコロナウイルス感染症は第5類に変更となり「賑わいのある日常生活の回復に向けて、大きな一歩が踏み出される」と評価されています。これに伴い、小さな地方都市でどのようなことができるのかと検討を重ねて、開催形式はハイブリッドと答えを出しました。
昨年第7回日本多機能型精神科診療所研究会は北海道のほっとステーションの担当、この大会から1日半の開催となりましたが、今年も1日半の行程となります。
  第8回日本多機能型精神科診療所研究会・大分大会は5月20日・21日で開催です。今年の研究会のテーマは「多機能型精神科診療所のすすめ~多職種チームが活動を支え合おう~」です。多機能型精神科診療所が日本中に広がり多職種チームが活動を支える軸となるという期待を込めたテーマです。
 1日目、5月20日(土)はコメディカル職員が中心になり「多機能だから成長~言い合って成長、助け合って成長、なんとなく成長~」のテーマは、コロナ禍で新人のみならず経験者の教育のすすみはどうなっているのかを話し合う場になります。終了後希望者は寺町クリニック施設見学を予定しています。
  2日目、5月21日(日)の特別公演は、厚生省の林課長による「精神保健福祉法改正と今後の 精神科医療の橋渡し」で、大分県中津市で小児科医を開業、日本子ども虐待医学界副理事長、厚生労働省社会保障審議会児童部会社的養育専門委員会委員である井上登生先生の講演です。
 九州各地からの多機能型精神科診療所の活動実践報告は7ヵ所からです。
 パネルディスカッションは「多機能型精神科診療所の今日的課題」で、多機能型精神科診療所の先生方からの発表です。
 ここ大分県中津市は慶応義塾大学創設者・福沢諭吉の出身地で、著書「学問のすすめ」の中で「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という有名な言葉があり、その中で自らの意思と判断で前に進めと説いています。第8回日本多機能型精神科診療所研究会が、コロナ禍の未曽有宇の難局を乗り切る道標になることを期待しています。
​ 
        

謹白

大会長 太田喜久子
大会担当クリニック 寺町クリニック
〒871ー0075 大分県中津市寺町988-3
  TEL 0979-24-7671
​  FAX 0979-24ー7681

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出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」
​(https://www.ndl.go.jp/portrait/

 
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​出典:新日本古典籍総合データー


福沢諭吉・ふくざわゆきち

生没年 天保5年12月12日~明治34年2月3日

(1835年1月10日~1901年2月3日)

出身地大阪府、職業・身分教育家、学者(人文科学)

明治の代表的な啓蒙思想家。父は中津藩士で、福沢が生まれた当時は大阪の蔵屋敷詰であった。

父の死後中津に戻り、白石常人に師事し、その後大阪に出て、緒方洪庵に蘭学を学ぶ。万延元

(1860)年から慶応3(1867)年にかけて幕府の遺欧米使節に3度参加し、「西洋事情」等の著作を通じて欧米文化を紹介した。4年慶応義塾を創設。明治以降官職に就かず、位階居勲等を受けなかった。『学問のすすめ』(1872)、『文明論之概略』(1875)など多数の著作を発表した。国立国会図書館「近代日本人の肖像」

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